高野山・壇上伽藍「善女竜王社」

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高野山・壇上伽藍「善女竜王社」

高野山・壇上伽藍「善女竜王社」 (2)

高野山・壇上伽藍「善女竜王社」の読み方

高野山内には難しい漢字の表記で読みにく名前の仏像や堂舎がありますが、「善女竜王社」は「ぜんにょりゅうおう」と読みます。

高野山・壇上伽藍「善女竜王社」の御本尊「善女竜王」

尚、「善女竜王」は、八大竜王の一尊の娘(三女)と言われていますが「高野大師行状図画」には、「24㎝程の金色をした蛇」として描かれており、雨乞いをしている弘法大師の前に、突如として現れた、大蛇の頭の上に乗っているといいます。

※高野大師行状図画とは?=鎌倉時代の描かれた弘法大師・空海にまつわる絵巻物

又、平安末期の絵師「定智(じょうち)」によって描かれた「善女竜王像(金剛峯寺所有の国宝絵画)」には、中国官服を着た男神として表されています。

高野山・壇上伽藍「善女竜王社」

高野山の壇上伽藍にある「蓮池の中央の丸い小島」には、1771年(明和8年)に造られた、善女竜王を祀る「社(やしろ)」があります。

これが「善女竜王社」と言われているものになります。

「善女竜王(ぜんにょりゅうおう)」は、雨乞いのご利益を持つ仏様であり、竜王の中の一尊でもあります。

父親は、八大竜王の一尊でもある「沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)」であり、その三女になります。

ちなみに沙竭羅龍王の仏像が安置している場所として有名な場所があります。

どこだかご存知でしょうか?

そうです。「東京浅草の浅草寺」です。

浅草寺境内入口の手水舎の中央には、頭に龍が乗った沙竭羅龍王が祀られています。

このように八大竜王は水に関してのご利益を持つ仏様であることから、水の近くにお祀りされていることが多いです。

また、この八大竜王は、お釈迦様から教えを授かった仏様でもあります。

 

善女竜王が祀られた理由

高野山・壇上伽藍の善女竜王社のご本尊である「善女竜王」は、824年(天長元年/平安時代)に天皇から雨乞いを要請された際に、弘法大師が北インドから招いた仏様です。(一尊の「尊」は、仏様を数える単位です)

善女竜王を招いた大師は、雨を降らせてくれたお礼として、社(祠)を造営し善女竜王を大切にお祀りします。

大切に祀られたのがよほど嬉しかったのか、善女竜王の雨乞いの効果は凄まじいものがあり、社造営後、直ぐに再び大雨が降ったそうです。

尚、1996年(平成8年)には、「祠(ほこら)」の修復が行われています。

高野山・壇上伽藍「善女竜王社」の場所

高野山・壇上伽藍「善女竜王社」は中門から入って金堂右脇に位置する「蓮池(はすいけ)」の中央に位置します。

また蛇腹道から壇上伽藍へ入った場合、すばらく進んだ先の左脇に見えてきます。

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