あの空海が生きていた?!高野山・奥の院の「即身仏とミイラ伝説と院御廟の地下室」の謎

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あの空海が生きていた?!高野山・奥の院の「即身仏とミイラ伝説と院御廟の地下室」の謎

真言密教では、「入定(にゅうじょう)」は、究極の修行の一つで、空海(弘法大師)は、835年3月21日62歳の時に「入定」されたと伝えられています。

入定とは?

一切の煩悩を捨て去るため食は取らず、自我を解き放ち、精神世界(菩薩の世界)へと至るため、座してその姿勢を崩すことはなく、己の肉体だけを現世に残すことを入定といいます。

奥之院の「即身仏」と「ミイラ伝説」

あの空海が生きていた?!高野山 奥の院 即身仏とミイラ伝説と院御廟の地下室の謎「今昔物語」によると、空海が入定してから75年後の910年に、天皇より送り名の(弘法大師)を賜りました。

「東寺」の長者だった「観賢(かんげん)」は、それを報告に高野山に行き、「御廟(ごびょう)の石室」を開けたところ、以下のような言葉を残しています。

「空海の生きているように座るお姿があった」

と、伝えられています。

しかし、空海が入定したのが62歳の時です。

そして、そこから75年後というと135歳という途方もない年齢になります。

しかし、真相は誰も知りませんし、依然、不明のままです。

このような伝承や、真言密教の教えである「即身成仏(そくしんじょうぶつ)」という言葉の意味の取り違えなどから、奥之院には弘法大師の「即身仏」や「ミイラ」があるなどの伝説が生まれたものと思われます。

910年以降は誰も御廟を開けた人はいないということですので、確かなことは何も確認されていません。

弘法大師・空海の入定の理由

弘法大師・空海の入定の理由の一つに、「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」の降臨を待つため、というようなことも言われています。

しかし、そもそも弘法大師が「弥勒菩薩信仰」をもっていたのかについても肯定説・否定説があります。

学問的にも諸説あって、入定説は否定できませんが、現在では、火葬されたという説が有力とされています。


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即身仏と即身成仏の違い

即身仏は、平易に言うとミイラのことを意味します。

しかし、真言宗の「即身成仏」とは、誰もが、この身このまま、この世において悟りを得て仏となることができるという意味になります。

一般仏教でも全ての人が悟れるとしていますが、それは長い修業の後に会得するという教えです

このように、即身仏と即身成仏は、言葉は似ていますが、全く意味の違うものです。

即身成仏を即身仏と勘違いしてしまうと、ミイラ伝説が生まれても不思議ではないということになります。

現在の御廟の屋根替えをした人が書いた書にとんでもない秘密が・・

尚、弘法大師御廟の屋根替えをされた方が書かれた書籍(2015年初版)によると、以下のようなコメントを確認することができます。

  • 「現在の御廟は、1585年に当時の奥之院の責任者によって建立されたものです」
  • 「しかし、400年以上もの時を過ごしたとは思えない程、壮麗かつ頑健だった」
  • 「真言宗徒でなくても何か不思議な力が作用しているようにしか思えないほどの建物といえる」

との印象を記載しています。

奥之院御廟の地下室の謎

また、御廟の内部には、もう一つ建物があって、それこそが御廟で、現在の御廟は、「覆堂(おおいどう)」ではないかと言われているそうです。

つまり、「弘法大師御廟」は、弘法大師が入定された場所の上に建立されたと言われています。

奥の院・燈籠堂の地下室への行き方

実は、奥の院・燈籠堂には地下室があって、そこに行くと御廟の地下(3m)の「霊窟(れいくつ=神仏の御霊が宿る岩穴)」から、10数メートルのところと正対してお参りできるようになっています。

燈籠堂を時計廻りに歩いて、燈籠堂の真裏へ向かう通路を行くと、弘法大師御廟があります。

この御廟の前でお参りしてから、さらに時計廻りに進んで「地下法場」に行く階段を降りると、燈籠堂の地下室です。

この一番奥には、弘法大師の肖像があります。

燈籠堂の地下は、まるで迷路のような作りですが、弘法大師の肖像のある位置は、御廟の下にある霊窟と言われています。

一説によると、霊窟は地下4.5mに掘られた1.8m四方の石室で、石室の内部に石棺があり、その中に弘法大師が座して入定しているそうだョ。

石棺には魂が出入りするための孔が開けられているともいわれています。

霊窟の詳細は、判らないことが多くて興味はつきません。

学術的な調査を行えばある程度は解明されると思います。

しかし、1000年以上も御廟を守ってきた歴史には敬意を表さざるを得ないと思います。

真実は謎の中にある方が良いのかもしれません。

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