高野山・女人堂(にょにんどう)

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高野山・女人堂(にょにんどう)

高野山・女人堂(にょにんどう)

高野山・女人堂の歴史

すでに、あなたもご存知のとおり、高野山は古来から女人禁制の場所として、知られていました。

高野山の女人禁制は、1872年(明治五年)まで続き、女性は一歩たりとも入山を許されませんでした。

そのため、高野山に通じる主要な道には、女人堂が建てられ、女性はそのお堂までしか立ち入ることができませんでした。

また、高野真言宗の信徒にも当然、女性の信徒がいましたが、女性の信徒でさえも大師のお側近くへ立ち寄ることすら叶わなかったと云われております。

したがって、この女人堂へ籠り、現在の「弘法大師御廟」へ向かい、祈りを捧げることが、唯一、可能だったようです。

えっ?!女人堂は古来、7つもあった?!

高野山の「七口(ななくち)」とは、高野山に通じる代表的な7つ入口のことを「七口」と呼び、遠い昔には7個所あったと云われております。

高野山・七口

大門口、黒河口、不動坂口、龍神口、相ノ浦口、大滝口、大峰口

これらの入口に女人堂が造られましたが、不動坂口(不動口)のものは最大級の大きさを誇り、見栄えも大きく立派なものだったそうです。

しかし残念なことに、現在みることのできる女人堂は、この不動口に建てられた女人堂のみです。

つまり、残りの6つは今はもう存在しません。

この女人堂は1646年(正保3年/江戸時代)の古絵図にも、高野山で唯一の女人堂として掲載されています。

また、「紀伊国名所図会」には「七口各堂ありといえども、この堂最大なり」とも記載されています。

高野山・「不動口」の名前の由来

高野山・「不動口(ふどうぐち)」は「東高野街道」または「京・大阪街道」とも呼ばれ、江戸時代から近世にかけて、京の都(京都)や大江戸(東京)と、この高野山を結ぶ、最も栄えた街道です。

故に「高野山の入口」とまで云われ賑わってきました。

「不動口」の名称は、高野線のケーブルカー駅(極楽橋)付近から、女人堂に至る坂道の途中に「清不動(きよめのふどう)」と言う堂舎があるため、「不動坂(ふどうざか)」の名が生まれ、高野山の入口として「不動口」と呼ばれるようになったとのことです。


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高野山・女人堂の由来と造られた本当の理由

その昔、越後国に「紀の伊国屋」という宿屋があり、「小杉」と言う娘が勤務していました。

この娘さん、宿の娘さんでありながら、相当苦労の多い、ゆるりと休まる暇さえない人生を送っていました。

そんな激動の人生も大半を過ぎた頃、やがて「人生のやすらぎ」を得られるように祈願するために高野山へ参拝にしました。

高野山に辿り着いた小杉は驚きました。

それは自分以外にも、祈りを捧げる女性がたくさんいることを知り、また、自分だけが不幸ではなかったことを知ったからです。

そこで小杉は女人禁制の高野山に登ってくる他の女性たちのために、不動坂口に「籠もり堂」なるお堂を建てて、自らもこのお堂でお祈りを捧げ続けました。

このお堂が後に「女人堂」と呼ばれることになります。

これが先立ちとなり、他にも小杉と似たような女性が現れるようになり、高野山への入口に女人堂が次々に建てられるようになります。

つまり、これらの女人堂は小杉と似たように働いて財産を貯めた女性たちが造営しています。

このようにして造られた女人堂ですが、実は現在に至っても創建時期は不明とされ、営繕(えいぜん/=修理)が、幾度も幾度も繰り返されてきた歴史があります。

尚、上述した話の内容の本が女人堂で販売されています。

かなり泣ける内容の話になるようなので是非!女人堂へ参拝された際は買い求めて、「うぇ~ン、うぇ~ン」と声を出して視線を浴びながら、子供のように泣きじゃくってください。

女人堂の柱が物語る女人堂の創建年と歴史

実は、この女人堂を支える柱には、国宝に指定されている「古い柱」があります。

この古い柱、なんと!!鎌倉時代後期の物だということが判明したのです。

つまりこの柱は金剛峯寺(壇上伽藍)の不動堂よりも古い柱ということになります。

この事実からこの女人堂は、少なくとも鎌倉時代後期以前に存在していたと言う証拠の1つとなっています。

高野山・女人堂の御朱印

この高野山・女人堂では御朱印をいただくことができ、中央に「大日如来」と墨書きされた御朱印になります。

 

高野山・女人堂の御朱印

御朱印の初穂料(料金):300円

 

女人堂の効果てきめんのお守り

この女人堂は古来、変わらずに女性の参拝者が日本全国から押し寄せています。

この理由は現在の女人堂では「安産・子宝わんさか」のご利益があるとされているためです。

その御利益を証明するかのように女人堂では名物とも言える「安産・子宝わんさか」が祈願されたお守りを授与しています。

女人堂へ訪れた際て参拝された後は是非!お守りを授与されて帰途につかれてください。

高野山・女人堂の営業時間(開門・閉門時間)・拝観料・駐車場

  • 拝観料:無料
  • 開門・閉門時間:8時30分から17時まで
  • 駐車収容台数:10台

高野山・女人堂のお問い合わせ先(電話番号・住所)

  • 電話番号:0736-56-3508
  • 住所:和歌山県高野町高野山709

高野山・女人堂までのアクセス・行き方

南海りんかんバス
  • 「女人堂バス停」下車スグ
ケーブルカー高野山駅前から乗車した場合の「バス所要時間・バス料金」

  • バス所要時間:7分
  • バス料金:220円
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