高野山の壇上伽藍とは?「見どころ・意味や由来」と「拝観料金・営業時間(閉門・開門時間)駐車場【地図付き】」

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高野山の壇上伽藍とは?「見どころ・意味や由来」と「拝観料金・営業時間(閉門・開門時間)駐車場【地図付き】」

【2018年11月】高野山ケーブルカーの運休と代行輸送について
【2019年3月】高野山ケーブルカーは3月1日(金)より運行再開し、バスによる代行輸送は終了しました。

高野山ケーブルカーは、ケーブルカーの新造に伴い、下記の期間・区間が運休となります。
これに伴う高野山へのアクセス確保のため、また、雪害・凍結対策のため、バスによる代行輸送を実施します。
また、期間中は特急「こうや」を特急「りんかん」(難波~橋本)に変更、および「天空」運休の措置も取られます。
ケーブルカーの運行再開は2019年3月を見込んでいますが、前後する可能性もあるため、お出かけの際は、南海電車ホームページなどで最新情報をご確認ください。

  • 期間:2018年11月26日~2019年2月28日(予定)
  • 運休区間:「極楽橋駅」~「高野山駅」
  • 代行輸送区間:「橋本駅」~「大門南駐車場」(臨時高野山駅)

高野山内へは、「大門南駐車場」から路線バス(有料)をご利用ください。
代行輸送ルート地図、代行バスの時刻表、特急「りんかん」の時刻表などは、コチラのページからご確認ください。

こちらのページでは、高野山・金剛峯寺の中心的なエリアであり、高野山の二大聖地の1つとされ、古くから人々の信仰を集める「壇上伽藍」について、歴史、見どころ、拝観情報、アクセスなどについてご紹介します!

 まず、壇上伽藍とは?

壇上伽藍を読むときに見慣れない漢字が不自然に並んでいるので、読み方が難しく思えますが「壇上伽藍(だんじょうがらん)」と読みます。

読み方のコツとしては、「壇上(だんじょう)」と「伽藍(がらん)」との2つに分けて読むとわかりやすいです。

この壇上伽藍は、高野山・奥の院とともに、高野山の二大聖地の一つといわれています。

正式には、高野山全体を指す「金剛峯寺」の中心的伽藍になります。

壇上伽藍の「伽藍(がらん)」とは?

伽藍とは、僧侶が修行をする場所という意味で、由来はインドのサンスクリット語からきています。

サンスクリット語で「僧侶の修行場」と発すると「そうぎゃらんま(僧伽藍摩)」となり、略して僧伽藍や伽藍と呼ばれることに起因します。

また、高野山内では単に「伽藍」や「壇場伽藍(だんじょうがらん)」とも呼ばれています。

実は元来、「壇場伽藍」の方が正しい書き方のようなのですが、後世にて壇上伽藍の位置が一段上がった場所であることから、書く際も「壇上伽藍」と書かれるようになっています。

なお、「壇場」とは、大師が高野山を開創した際、高野山全体の様相を捉えて、金剛界・胎蔵界曼荼羅に例えていることから、高野山全体を「道場」という意味合いで「壇場」と付されています。

壇上伽藍の由来と意味

高野山の伽藍は、見た目はあまり気づきにくのですが、石段の上に伽藍が建立されています。

つまり、地面から少し高い位置に、伽藍の建物が建っているということになります。

これを伽藍と合わせ読むと、壇上にある伽藍という意味合いで「壇上伽藍」になります。

この壇上伽藍は、「胎蔵・金剛の両界曼荼羅(たいぞう・こんごう・りょうかいまんだら)」という大日如来が創造した世界観を大師・空海独自の発想で具現化したものだといわれております。

また、この壇上伽藍は弘法大師・空海が、この高野山を開山した後、真っ先に造営に取り組んだ場所だと伝わっています。

しかし、開山したころの高野山には資金という資金がなく、大師・空海は、この伽藍の完成を見ることなくこの世を去ることになります。

えぇっ?!壇上伽藍の建造物は理由があって同一の方向を向いている??

壇上伽藍に訪れると建造物の威容さに圧倒され、多くの人が気づきにくいと思われますが、実はある1つの方向を向いています。

その方向とはどの方向かお分かりになりますでしょうか?

その方向とは「南側」になります。

壇上伽藍の思想的な中心となる建物は根本大塔ですが、建造物の配置に関しては金堂を中心に考えられています。

つまり金堂の正面が南側になりますので、それに倣い他の建造物も、ほぼ南側を向いて造営されています。

このことから壇上伽藍は南側が正面とされています。

南側が正面ということは中門が壇上伽藍の正面入口となりますが、実は2015年までは中門はなかったので、多くの参詣者は蛇腹道から壇上伽藍へ参詣していました。

しかし高野山開創1200年記念の記念事業において中門が再建され、2015年以降は中門をズカズカと通って晴々、壇上伽藍に参詣できるようになっています。

壇上伽藍という1つの境内(仏の世界)

壇上伽藍とは、弘法大師・空海が創造した仏の世界であるため、壇上伽藍という境内の建造物などが、すべて壇上伽藍ということになります。

よって以下では、壇上伽藍の境内にある主要な建造物をご紹介いたします。

壇上伽藍の建造物・一覧

高野山 壇上伽藍・「蛇腹道(じゃばらみち)」

高野山 壇上伽藍・「東塔(とうとう)」

高野山・壇上伽藍「三昧堂(さんまいどう)」

高野山・壇上伽藍「西行桜(さいぎょうさくら)」

高野山 壇上伽藍・「大会堂(だいえどう)」

高野山 壇上伽藍・不動堂(ふどうどう)

高野山 壇上伽藍 地図


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【補足】高野山の名前の由来

「高野山」と聞けば「高野山」という「山」があるのかと思ってしまうのですが、実は「高野山」という山は存在しないのです。

これがどういうことかと言いますと、現在の高野山の周辺は山々に囲まれています。

その山々とは「八葉の峰」と呼称される連山のことで、「八葉の峰」とは「今来峰、宝珠峰、鉢伏山、弁天岳、姑射山、転軸山、楊柳山、摩尼山」と呼称される8つの山のことを指します。

そしてこれら8つの山に囲まれた内側にできた盆地地帯を高野山と呼びます。

ちなみに「高野山」の名前の由来となったのは、「転軸山」「楊柳山」「摩尼山」の3つの霊峰を総称して「高野三山」と呼称し、これが高野山の名前の由来になっています。

また上述しておりますが、大師は高野山全体を「金剛峯寺(高野山 金剛峯寺)」と位置づけておられます。現在は金剛峯寺というお寺が存在しますが、本来は高野山全体が金剛峯寺になります。

大師は高野山全体で金剛界と胎蔵界を表現していた?!

実は高野山霊宝館には「高野山蓮華曼荼羅図」と呼ばれる絵図が所蔵されています。この絵図によれば大師は以下のような構想を取り入れて高野山を開創したと考えられています。

  • 壇上伽藍から奥の院までが➡️金剛界(こんごうかい)
  • 慈尊院から壇上伽藍までが➡️胎蔵界(たいぞうかい)

「慈尊院」とは「じそんいん」と読み、大師・空海の母親である玉依御前(たまよりごぜん)が息子を想い、女人禁制の高野山において入山が許されなかったため、やむなく長年暮らした草庵(そうあん/=質素な住居)のことです。

やがて母ジャが亡くなった後、大師は弥勒仏と習合した母ジャの夢を見て、弥勒仏の別名である”慈尊”から名前を頂戴して、母ジャの菩提を弔うために「慈尊院」という寺院を母ジャが暮らした草庵を改装する形で建立することになるのです。

高野町石は胎蔵界と金剛界とで分けて考えられていた??

現在では登山愛好家でなければなかなか知らない事実かも知れませんが、実は慈尊院から大門を経て壇上伽藍までの道のりは「町石道(ちょういしみち)」と呼ばれており、これは道中の約109メートルおきに目印となる番号が付された石碑が建てられていることに由来した呼称です。

この町石は慈尊院から壇上伽藍まででトータル「180町石」存在し、ちょうど180町目が壇上伽藍の根本大塔の前になります。

慈尊院から壇上伽藍まで町石道が続く理由は、かつて高野山へ参拝する際、慈尊院前を流れる紀ノ川まで船で来訪して、そこからは歩いて慈尊院を経て→大門→壇上伽藍という流れで歩いたからです。

そして、実は180で終わりではないのです。・・なんと再び根本大塔を過ぎたあたりに「1町石」が立っているとすれば驚かれますでしょうか?

実はこの1町石は、ここから新たに奥の院の御廟(ごびょう)までの36ある町石のスタートを告げる石碑となるからです。

しかしここでこんな疑問が脳裏によぎりませんか?

”180”や”36”は何かに紐づいた数字なのか?

実はこれら180や36の数字は、金剛界と胎蔵界に存在する仏の数を表現したものだと考えられています。

  • 金剛界▶️37尊(町石は36まで)
  • 胎蔵界▶︎180尊

高野山に長期間滞在予定の方は是非!慈尊院から大門を経て壇上伽藍へ入り、そこから一の橋を経て中の橋→灯籠堂(御廟)へと歩んでみてください。

壇上伽藍で授与されている御朱印の種類や値段・授与場所について

この壇上伽藍でも御朱印を拝受できます。授与されている御朱印の種類は、金堂と根本大塔の2種類になります。

金堂の御朱印

金堂の御本尊となる「薬師如来」と中央に大きく墨書きされた御朱印です。

値段:300円
授与場所:御供所

根本大塔の御朱印

大塔の御本尊であり、密教の御本尊でもある「大日如来」と中央に墨書きされた御朱印です。

値段:300円
授与場所:御供所

授与場所

授与場所は、佐野史郎の前にある・・あ〜間違い!「高野四郎」!!、通称「大塔の鐘」の前にある御供所になります。

壇上伽藍の御供所では、御朱印の他、お守りもいただくことができます。

御供所の営業時間
  • 通常:8時30分〜17時まで
  • 大晦日(12月31日):8時30分〜翌1時頃まで(大塔の鐘にて除夜の鐘つきがあるため延長)

壇上伽藍までのアクセス方法

壇上伽藍までのアクセス方法については以下の別ページにてご紹介しています。

壇上伽藍の入場料金(拝観料金)

  • 入場料無料

高野山・壇上伽藍のお問い合わせ先(営業時間・住所・電話番号)

壇上伽藍の拝観時間(入場できる時間)

特になし(24時間)

  • 金堂の内部拝観は8:30〜17:00まで(最終入場16時45分まで)
  • 大塔の内部拝観は8:30〜17:00まで(最終入場16時15分まで)

※金堂・大塔の内部拝観料金:各200円

壇上伽藍の住所
  • 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山152
電話番号
  • 0736-56-2011(金剛峯寺)

壇上伽藍の付近周辺の駐車場と収容台数

  • 中門前駐車場
  • 愛宕第1駐車場
  • 愛宕第2駐車場

※各20台から30台ほど

高野山の駐車場に関しての詳細は当サイトの以下↓のページにてご紹介しております。

 関連記事:高野山 おすすめ駐車場の「混雑・渋滞・満車状況」と「営業時間・駐車料金(無料・有料)をご紹介!

こちらのページでご紹介したのは、2019年3月現在の情報です。
変更になっている場合がありますので、最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

終わりに・・

【補足】高野山内の各観光スポットへのアクセスはコチラでご案内しています

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