高野山(女人堂)「立江地蔵尊」

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高野山(女人堂)「立江地蔵尊」

「立江地蔵尊」の由緒

この地蔵の由緒は不明。

「四国八十八ヶ所霊場の四国第19番札所」と刻字された石碑が真横に建つことから「立江寺」に由来した地蔵尊。

大阪府東大阪市下小阪や八尾市にも全く同じ名前の「立江地蔵尊」があることから、どうやら全国にある地蔵尊らしい。

女人堂の堂守の方曰く、山頂にある上記、嶽弁財天社が関与しているとのこと。

大師が高野山の守護神として奉斎した丹生明神(丹生都比売神)というのは水の神(龍神)として捉えられ、インド仏教の教理の1つである阿耨達池(あのくだっち)に代表されるように龍神といえば山頂に住んでいるものと考えられた思想に基づいたものとされまする。

つまり、山頂に池が無いにも関わらず水の神とされる弁財天が祀られているのもこのためです。

その山頂からこの場所に水が流れて落ちてきてそれを守護しているからと言うことらしい。

実際にお隣の女人堂内でも弁財天が祀られているが、やはり、嶽弁財天社が関与しているとのこと。

ちなみに「立江」とは、『湖が陸地に入り込んだ地形。→入り江』と解されるように水に関連した名前である。




立江寺の由緒

立江寺は人皇45代聖武天皇の勅願寺という格式をもった名刹。

天平19年(西暦747年)に行基菩薩が光明皇后の勅命により安産の念持仏を奉安し建立、その後、開基となる。

弘仁6年(西暦815年)に弘法大師が四国八十八ケ所霊場を開創された折、当寺に留錫(りゅうしゃく/巡業中の僧がある寺にとまること)し、行基菩薩作の1寸8分サイズの小像では紛失してしまうだろうという心遣いから、自らが一刀三礼をもって6尺に余る大像を造立し、奉安

その折、「立江寺」という号をこの寺にお与えになり、四国八十八ヶ所霊の第19番の霊場としてい‥‥‥申す。

立江寺の概要

  • 宗派:高野山真言宗
  • 寺格:別格本山 立江寺
  • 霊場指定:四国霊場 第十九番札所
  • 所在地:徳島県小松島市立江町字若
  • 公式サイト:https://www.tatsueji.com/keidai

立江地蔵尊の場所(地図)

 

立江地蔵尊への交通アクセス

立江地蔵尊」の付近に女人堂があり、その付近に「女人堂バス停」があるので女人堂への交通アクセスと同義。

女人堂への交通アクセスについては下記ページをご覧くだすわぁぃ❤️

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