意外な事実が発覚!高野山の混雑状況・渋滞状況「年末年始(大晦日・3が日)・お盆・GW・紅葉時期」について

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多くの方は、休暇がとれる時期は「長期連休」などになってしまいます。

そのため、同じ時期に、いっせいに観光地へ押し寄せる結果となります。

そこで、混雑時期の状況は事前に把握しておき、「できるだけ混雑を避ける方法を得たい」と思うのが、人間の心情というもです。

以上のことから、高野山の「年末年始や、ゴールデンウィーク(GW)」など、混雑が予想される時期の、観光客数や、混雑状況などを調査してみました。

調べる過程で、高野山の観光客(或いは参拝客)の動向や混雑状況の資料がありましたので、この資料をもとに、概要を以下にて紹介しましょう!

高野山 混雑 回避 抜け道

高野山の年間観光客数(年間参拝者数)

まず、高野山を訪れる年間の平均観光客数は概ね以下のようになります。

  • おおよそ年間120万人

しかし、特別な行事やトピックスがあると急増しています。

ちなにみ過去の統計での観光客数を見てみると、以下のような人数の方毎年、高野山を訪れていることがわかります。

  • 昭和59年の「弘法大師御入定1150年御遠忌大法会(ごおんきだいほうえ)」では、184万人
  • 「世界遺産登録年」(平成16年)は、146万人

そして、平成27年度の現在がおおよそ120万人ですので、年々、高野山へ訪れる参拝者の数が減少していることがわかります。

高野山での混雑時期の回避策

高野山内は、観光客が多い時期でも、それほど、ひどい混雑にはならないようです。

しかし、混雑のピーク時には、平日の2倍以上の人出になります。

その時期に乗用車で行かれる場合は、駐車場に入る車で渋滞しますので、できるだけ朝の早い時間帯(8時前)に来て、駐車後はバスなどで高野山内を移動するのがよいと思います。

駐車場は「金剛峯寺前駐車場」、「中の橋駐車場等」など多数あります。




高野山での混雑時期と『こんな抜け道』

高野山内は、国道480号線と県道371号線という、高野山に通じる唯一の道路が合わさって、最終的には1本しか通っていません。

さらに、高野山内へ入ってくる道路も国道480号線(和歌山方面)と県道371号線・370号線(大阪方面)しかありません。

このうち370号線途中で371号線に合流します。つまり、道が2本しかないということです。

これらのことから、渋滞すると逃げ道という逃げ道がありません。

すなわち、渋滞に並ぶほかありません。

そのため、この抜け道のない山道を最初から通るのを避けます。

つまり、乗用車を、高野線の「橋本駅」や「林間田園都市駅」に駐車して、電車・ケーブルカー・バスによる移動方法に切り替えるのが良いかもしれません。

さらに混雑時期の高野山内は、食事の時間帯(お昼のランチ)は、どこのレストランも混雑します。

ちなみに、高野山内の食事処の数は限られています。

宿坊でも、宿泊なしで精進料理だけを食べれますが、少し値段がお高くなります。

ただ、宿坊ですと、あらかじめ予約ができますので、混雑を避けることはできます。

以上、高野山の混雑時期は、時間をズラすなどの対策は必要です。

高野山の宿泊客が少ない月と一番少ない月

11月、12月、1月、そして、2月が、もっとも宿泊客が少ない月になります。

極寒の冬場(12月〜2月)は観光客も敬遠するようです。

また、高野山は標高の高いところにあるため、冬場は積雪します。

このため、年末や年始は比較的空いているようです。

高野山の宿泊客が多い月ともっとも多い月

5月、8月、11月、このうち「8月」と「5月」が一番、宿泊客が多い季節となります。

8月は、子供が夏休みということもあり、また、普段は仕事の方も、お盆休みがあります。

つまり、子供と大人の休みが長期的に重なる季節であり、また、高野山は避暑地でもありますので、8月に宿泊客がもっとも多い理由となります。

高野山の宿泊客が平均的な月

6月、7月、9月、10月。

高野山の1日の観光客数

高野山 渋滞回避 混雑回避 抜け道

高野山の1日の参拝者数(観光客数)は、以下のようになります。

  • 平日は約8,500名
  • 平均的な休日は約13,000名
  • GW等の混雑時期は17,000名〜19,000名

混雑時期の交通手段

高野山の混雑時期である、5月のゴールデンウィークと8月のお盆と夏休みの時期の観光客の交通手段の統計を割合で表してみました。

すると以下のような割合になります。

  • 乗用車:おおよそ「70%強
  • 公共交通機関(鉄道・バス):「20%弱
  • 観光バス:「10%

これらの事から、公共交通機関での利用が推奨されていても、乗用車で来る方が圧倒的に多いことが判ります。

ちなみにこれら数字は昭和55年〜平成23年までに、高野山が集計した年間観光客数をもとにご紹介しています。

高野山へ来た観光客と参拝客は、いったい、いずれの駐車場を多く利用するのか?

まず、高野山の観光客は、以下の駐車場へ車を駐車するようです。

  • 「金剛峯寺前駐車場(第1&第2)」
  • 「中の橋駐車場」

これらの駐車場へメインに駐車するようです。

その後、さらに高野山内で観光される方は、この3つ以外の複数の駐車場を利用し、高野山内を車で周遊するようです。




高野山の参拝客(観光客)の多くは、たった2つのお寺しか、参拝しない??

ココ最近、高野山へ観光に訪れたの参拝客の統計によると意外な事実が判明しました。

と、いうのも、高野山へ参拝に訪れた参拝客の多くは、なんと!

驚くことに「奥之院」や「金剛峯寺」のみを参拝し、その付近の施設(土産物屋、食事処)を少し観光して帰るようです。

そのため、金剛峯寺から見れば、やや奥の院寄りに位置する「中の橋駐車場」のみ利用される方も比較的、多いそうです。

高野山の混雑時期には、メインの駐車場以外の駐車場でも、駐車待ちの車で渋滞します。

このため、混雑時には高野山内での車の移動はできるだけ避けるのがよいでしょう。

高野山の混雑・渋滞の対応策は本腰を入れた計画

これらの調査は、高野町が、平成27年の高野山開創1200年記念大法会に向けての対応計画や、将来の総合的な交通計画をとりまとめるために行ったものだそうです。

ちなみに、現在は開通している「高野山環状道路(高野山を迂回する道路)」も、資料作成時は工事中でしたので、この環状道路の建設も、高野山内の混雑や渋滞の緩和対策の一環ということが言えます。

高野山の宿泊客は、年々、減少傾向にある?!

高野山の宿泊客は長期的に減少傾向にあるそうです。理由としては日帰り客や、高野山付近の他の観光スポットで宿泊する参拝客が増えていることになります。

しかし一方では、高野山に外国の観光客が増えているという統計も出ています。

高野山は1000年以上も前の寺院が立ち並ぶ、大変、見ごたえのある観光スポットです。

これらの高野山の混雑のデーターをご活用いただき、どうか、あなたの高野山を含めた旅行の計画にお役立てください

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