【これ6選!】高野山と真田幸村「和歌山県 九度山のオススメ観光スポット」

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2016年1月より放送が開始された「NHK大河ドラマ・真田幸村」。

ここ九度山は真田幸村(信繁)が、長年過ごしたとされる場所でもあり、今や和歌山県を代表する観光スポットでもあります。

九度山町は、高野山の麓、高野山の入口に位置している「のどかな落ち着いた町」です。

高野山へ訪れた際には、ぜひ、九度山にも訪れてみてください。

思わぬ発見や出会いがあるかもしれません。

あと、この九度山は、幸村が大阪城へ馳せ参じる発端ともなった地です。

幸村が、この九度山でどんなものを見て、どんなことを思いながら1日1日を過ごしていたのでしょうか。

ここでは、そんな「真田幸村が生きた証」が今も数多く残る、和歌山県・九度山町のオススメの観光スポットについてご紹介してみたいと思います。

九度山の読み方

九度山の読み方は、そのまま「くどやま」と読みます。

一般的な正式名として、「九度山町(くどやまちょう)」と呼称されております。

九度山の名前の意味と由来と歴史

九度山の名前の由来は、空海と母親の切なくなる物語りが発祥となります。

ご存知の通り、高野山を開創した「弘法大師・空海(くうかい)」は、もとは四国の香川県に住んでいました。

家柄は割と裕福な家庭で、父親は代々続く、朝廷の臣の家柄です。

空海は、大変な勉強家で、片っ端から、書物を読みあさる内に、仏教と出会います。

その後、故あって諸国を旅し、さらに中国の唐へ遣唐使しても渡航します。

そして数年後、日本へ戻ってきて高野山を開創します。

そんな空海の無事を心待ちにしていたのが、何をいっても空海のお母さんです。

空海のお母さんは、空海の身を案じて、ついに四国の香川県から高野山へ旅立つことになります。

しかし、高野山には俗世と仏界との結界が張り巡らされており、女人の立ち入りが禁止されていました。

そこで、空海の母は息子に会えなくてもせめて息子の近くで、余生を送りたいとの一心から、高野山の入口付近に小さな草庵を建て、弥勒菩薩を崇敬し、毎日、息子に祈りを捧げることになります。

そんな母の事を知った空海は、すぐさま、後に慈尊院と呼ばれるお堂を建て、そこに母に移ってもらうことにします。

その後、空海は月に9回だけ慈尊院にいる母に会い行けたことから、「九度山」の地名の由来につながったと云われております。

和歌山県 高野山・九度山のオススメの観光スポット【これ6文選!】

 真田庵(真田屋敷)「善名称院」

和歌山県 高野山・九度山 真田庵(真田屋敷)「善名称院」

創建年

  • 1741年(寛保元年)
発願者

  • 大安上人
別名

  • 真田庵(さなだあん)
建築様式(造り)

  • 入母屋造り
  • 木造一重
屋根の造り

  • 本瓦葺

善名称院の読み方

善名称院の読み方は「ぜんみょうしょういん」と読みます。

善名称院の歴史・由来

この善名称院こそが、実は真田幸村が関ヶ原の戦いの後から約10年あまりを過ごした草庵があった場所と伝承されている場所です。

伝承されている場所とは、実は「真田幸村の九度山の草庵跡の場所」は諸説あって、ハッキリとした場所が判明していないそうです。

古来から善名称院の周辺に「真田の抜け穴」や境内に「雷封じの井」と呼ばれる真田幸村に由来するものがあることから「善名称院」が幸村の草庵である説が有力視されたそうです。

そして、別名で「真田庵」と呼ばれるようになったと云われております。

真田宝物資料館(善名称院

和歌山 九度山・真田宝物資料館この真田宝物資料館は、善名称院の境内にあります。

真田宝物資料館(宝物館)には、真田幸村(信繁)が所持していた槍や甲冑、刀、肖像画、書状、そして、父・昌幸と共に生計を立てるために作った「真田紐」などが展示されています。

他にも、幸村・昌幸親子が「真田紐」を制作するのに実際に使用した「道具」なども展示されています。

「真田まつり」の折には、武者行列の終点の場所でもあります。

真田宝物資料館の入場料金

  • 入場料金:大人200円
  • 営業時間(開館・閉館時間)9時~16時まで

真田宝物資料館のお問い合わせ先(住所・電話番号・定休日)

住所

  • 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413真田庵
電話番号

  • 0736-54-2218(真田庵)
定休日

  • 年末年始のみ

【補足】真田宝物資料館の観光案内ガイドについて

真田宝物資料館では、善名称院の住職さんの観光案内ガイドを申し込むことができます。

このガイドはかなりお得で、わずか「300円でガイド」をしてくださいます。

ただし、事前予約がかならず必要となってきますので要注意です。
※予約の電話番号は下記↓にてご案内しております。

真田宝物資料館所蔵「真田紐(絛紐/さなだひも)」

九度山 真田紐(絛紐・さなだひも)

素材:木綿・正絹




九度山・真田紐の歴史・由来

この「真田紐」も「真田宝物資料館」で展示されています。

関ヶ原の戦いで敗れて、九度山に幽閉された幸村と昌幸の親子は、生きていく生計を立てるために「甲冑や具足」などの繋ぎに用いられる「紐」を縁ったそうです。

甲冑や具足をつなぎ止める紐は、「図太い紐」「頑丈」「伸びない」「強度がある」などの特性を併せ持つ「紐」が必要となります。

幸村と昌幸が考案した紐は縦糸を主として横糸を縦糸に巻きつけるように縁っていきます。

こうすることで、重量のあるものをつなぎ合わせても伸びにくく、また木綿や絹を素材としていますので強度も確保できます。

強度が確保できることから、戦の最中に甲冑や具足が垂れ下がることがなくなり、防御力が増します。

さらに紐が頑丈なので、修繕などの手間がかかりません。

これらのことから、当時ではかなり重要視されたようです。

まさに戦の才を誇った「真田家」ならではの発想と言えます。

実は、現在でも真田紐は、普通に売買されており、衣服や着物の帯などに使用されています。

九度山のおみやげ館で真田紐を販売していますので、気になる方は是非!

サナダムシと真田紐

実は、こんな面白い話があります。

サナダムシ」と呼ばれる人や動物の内臓に取り付く虫がいます。この虫の名前を漢字で書くと「真田虫」と書きます。

あまり知られていませんが、この虫の名前の由来は「真田紐の形状と似ている」ことから「真田虫」と呼ばれるようです。

幸村・昌幸親子が、確かに生きた証が、断片的にでも現代でもシッカリと息づいていることを、ほのかに感じることができる瞬間です。

真田の抜け穴(真田古墳)

和歌山県 九度山 真田抜け穴↑真田の抜け穴の写真(画像)

九度山には「真田の抜け穴」と呼ばれた「洞穴(ほらあな)」が真田の草庵の付近に造られており、何か一大事が起これば、この穴を通って外界へ逃れることができたようです。

しかし、近年の調査で驚くべきことが判明したそうです。

なんと!この穴は古墳時代の穴だそうで、この穴の先に4世紀(西暦301年から西暦400年)頃の古墳が発見されたそうです。

地元では、真田に因んだ縁があったことから、「真田古墳」と命名されたようです。

「真田の抜け穴(真田古墳)」の場所

真田の抜け穴の場所は「真田屋敷(善名称院)」のスグそばにあります。

※真田の抜け穴(真田古墳)の地図↓

九度山・真田の抜け穴

善名称院・雷封じの井

善名称院・雷封じの井幸村が存命中であった頃の「真田屋敷(善名称院)」に一際、激しい雷がこの井戸に落ちたそうです。

それを目にした幸村は、すぐさま、井戸のフタを閉じて雷を封じ込めたそうです。

そんな由来から「雷封じの井」と呼称されています。

南海・高野口駅から真田屋敷(善名称院)へのアクセス(行き方)「徒歩」

南海・高野口駅から慈尊院へのアクセス・行き方「徒歩」

  • 距離:約2.2Km
  • 所要時間:約30分

南海・九度山駅から真田屋敷(善名称院)へのアクセス(行き方)「徒歩」

南海・九度山駅から慈尊院へのアクセス・行き方「徒歩」

  • 距離:約700m
  • 所要時間:約10分

 和歌山県 高野山・九度山「慈尊院」

和歌山県 高野山・九度山 真田庵(真田屋敷)「善名称院」001

「高野山」と耳にすれば、高野山の山頂に位置する「金剛峯寺」や「壇上伽藍」「奥の院」などをイメージする方がほとんどだと思われます。

しかし、元来、高野山の山頂へたどり着くには、高野口から山頂まで徒歩で歩いて登ったのです。

したがって、高野山と言う壮大な伽藍の入口である「高野口」にも「大師・空海」が築いた伽藍やお堂が立ち並びます。

そのうちの1つとなるものが、この和歌山県 高野山・九度山「慈尊院」です。

慈尊院の読み方

高野山のお堂や仏像などは、漢字の羅列で読みにくい名前をしています。

慈尊院の読み方は「じそんいん」と読みます。

慈尊院の名前の由来

空海のお母さん「阿刀氏(玉依御前)」は、835年(承和2年)2月5日に83歳この世を去ります。

その時、空海はお母さんの死を知りませんでした。

しかし不思議なことに、空海はお母さんがこの世にいないことが分かったといいます。

実は、空海が母の死を知ったのは、なんと!「弥勒菩薩」が自らの夢に現れたことに起因して、母がこの世を去ったことに気付いたそうです。

そして、毎晩、雨や嵐の日も自らのことを思って手を合わせてくれた母のこと思い、空海は急ぎお母さんのために「廟堂(霊廟)」を建立します。

その後、夢に現れた弥勒菩薩に母親との縁を感じ、これを本尊として、お母さんと弥勒菩薩をお祀りしました。

弥勒菩薩は、別名「慈尊」と呼称することから、後世では次第に「慈尊院」と呼称されてるようになったようです。

一説には、大師・空海が入滅後、弥勒菩薩と同化して多くの人々の業を総じてあらため、極楽浄土へ導くと云われております。

慈尊院の歴史・由来

空海は、唐から帰国した後、しばらくは天皇のお膝元、朝廷の官職に就き、行基などと同じように日本各地でお堂の修繕や寺院の造営を行っていました。

業務と坦々とこなしていくうちに、時の天皇である「嵯峨天皇」から絶大な信頼を得て、ついに空海は嵯峨天皇より高野山に伽藍の創建を許されて、高野山を下賜されることになります。

そして、816年(弘仁7年)大師・空海、直々の発願により慈尊院が創建されることになります。

慈尊院の高野山における役割り

高野山の山頂までは距離があり、体力も必要で時がかかります。

そこで、慈尊院は創建当初、高野山の入口にて「高野山の寺務所(受付)」として、山頂にある「高野山の総本部との取り次ぎ」を行う重要な位置づけにありました。

なお、現在の高野山の一切における業務は、金剛峯寺に集約されています。

そして、忘れていけないのが、この慈尊院は「ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として、世界遺産に登録されている寺院だと言うことです。

慈尊院の御本尊「木造弥勒仏坐像」は、国宝にも登録指定されています。

慈尊院・木造弥勒仏坐像(廟所安置) 【国宝】【秘仏】

木造弥勒仏坐像(廟所安置) 【国宝】【絶対秘仏】引用先:http://kanagawabunkaken.blog.fc2

造立年

  • 892年(平安時代)
像の造り

  • 一木造り
像高

  • 約90cm
材質

  • ヒノキ
重要文化財指定年月日

  • 1962年(昭和37年)
国宝指定年月日

  • 1963年(昭和38年)7月1日
作者

  • 会理仏師

木造弥勒仏坐像の読み方

木造弥勒仏坐像の読み方は、「もくぞうみろくぶつざぞう」と読みます。

木造弥勒仏坐像は絶対秘仏となりますので、空海の命日の21日に因んで21年に1回しか公開されません。




慈尊院・弥勒堂(じそんいんみろくどう)

慈尊院・弥勒堂(じそんいんみろくどう)

創建年

  • 1185年から1274年(内陣)鎌倉時代後期
  • 1540年(天文9年)(諸堂)戦国期
大きさ

  • 四辺三間(約5.5m)
建築様式(造り)

  • 宝形造り
  • 一重
屋根造り

  • 檜皮葺
重要文化財指定年月日

  • 1965年5月29日

慈尊院・多宝塔【和歌山県指定有形文化財】

創建年

  • 1540年(天文9年)
再建年

  • 1624年(寛永元年/江戸時代)
和歌山県指定有形文化財指定年月日

  • 1994年(平成6年)4月20日

和歌山県 高野山・九度山「慈尊院」へのアクセス(行き方)

南海・高野口駅から慈尊院へのアクセス・行き方「徒歩」

南海・高野口駅から慈尊院へのアクセス・行き方「徒歩」

  • 距離:約3Km
  • 所要時間:約35分

南海・九度山駅から慈尊院へのアクセス(行き方)「徒歩」

南海・九度山駅から慈尊院へのアクセス・行き方「徒歩」

  • 距離:約1.7Km
  • 所要時間:約25分

 和歌山県 高野山・九度山「丹生官省符神社」【国指定重要文化財】

和歌山県 高野山・九度山「丹生官省符神社

創建年

  • 816年(弘仁7年)
再建年

  • 1517年(永正14年/室町時代)
  • 1541年(天文10年/室町時代)
重要文化財指定年月日

  • 1965年5月29日
建築様式(造り)

  • 入母屋造り
  • 妻入

※春日造り

屋根造り

  • 桧皮葺
千木

  • 鋒型(外削ぎ)
鰹木

  • 2本
大きさ

  • 四辺:約2m
社格

  • 郷社(ごうしゃ)
主祭神

  • 丹生都比売大神
  • 高野御子大神
  • 大食都比売大神
  • 市杵島比売大神
境内社

招魂社

丹生官省符神社の読み方

丹生官省符神社は「にうかんしょうぶじんじゃ」と読みます。

社格の「郷社」の読み方は「ごうしゃ」と読みます。

郷社は、神社であるという認識のもとに優遇されているお社となります。

丹生官省符神社の歴史・由来

あまり知られていませんが、丹生官省符神社も世界遺産登録の神社です。

詳しくはユネスコ世界遺産に登録されている『紀伊山地の霊場と参詣道』の1つとなります。

創建当初は、4つの社殿があり現在の御祭神とは別に、下記↓の祭神がお祀りされていたそうです。

  • 天照大御神
  • 誉田別大神
  • 天児屋根大神

明治時代の神仏分離の法令によって、現在は3つの社殿が実在しているのみとなります。

また、日本に数ある神社の中でも、あまり例がない「春日造り」の社殿には目を見張るものがあります。

その他、拝観料金は無料、駐車場もあります。

なお、例年10月の第4日曜日には例祭(官省符祭)が執り行われています。

丹生官省符神社のお問い合わせ先(住所・電話番号)

住所

  • 和歌山県九度山町慈尊院835
電話番号

  • 0736-54-2754

南海高野線・九度山駅から丹生官省符神社へのアクセス(行き方)

南海高野線九度山駅から丹生官省符神社へのアクセス・行き方
徒歩

  • 所要時間:約20分
  • 距離:2Km

JR和歌山線・高野口駅から丹生官省符神社へのアクセス(行き方)

JR和歌山線・高野口駅から丹生官省符神社へのアクセス・行き方
徒歩

  • 所要時間:約40分
  • 距離:3Km

 和歌山県 高野山・九度山「真田ミュージアム」

九度山・真田ミュージアム真田ミュージアムでは、現在、「くどやま真田丸・大河ドラマ展」を開催しています。

「くどやま真田丸・大河ドラマ展」は、NHK大河ドラマ真田丸に準じて設立された期間限定のミュージアムです。

公開期間は「平成28年3月13日(日)から平成29年2月28日(火)」までです。




真田ミュージアムの概要

真田幸村とその父、昌幸は、おおよそ14年もの歳月を、ここ高野山の九度山で過ごすことになります。

その間の幸村と昌幸の1日の生活の風景や、どのような思いで過ごしていたのかを映像や小道具などで演出しています。

他にもNHK大河ドラマで使用した衣装なども展示しています。

真田ミュージアム入場料金(一般入場券)

  • 大人(高校生以上)500円
  • 小人(小学生・中学生)250円
割引き入場料金(一般団体割引入場券)

  • 大人(高校生以上)400円
  • 小人(小学生・中学生)200円

※15名以上の団体に適用

和歌山県 高野山・九度山「真田ミュージアム」のお問い合わせ先(住所・電話番号・営業時間・)

開館時間

  • 9:00~17:00(最終入場16:30)
電話番号

  • 0736-54-2727
駐車場

  • 真田庵前駐車場:無料
  • 道の駅駐車場【東側】:無料
  • 旧体育館跡地駐車場:無料
  • 役場前臨時駐車場:無料
  • 安田島公園臨時駐車場(土・日・祝・繁忙期のみ利用可能):無料

南海・九度山駅から真田ミュージアムまでのアクセス(行き方)

九度山駅・路線バス

九度山駅 路線バス(南海)南海・九度山駅から真田ミュージアムまでは、期間限定で路線バスが運行しています。

バスの外観は、真田の赤備えから「赤色で統一」されており、また、六文銭の家紋がデザインされているバスです。

さらに、バスの社内の料金収納BOXも「六文銭の家紋が彫られた木箱」が設置されています。

真田ファンを飽きさせないと言う心意気には頭が下がる思いです。

運行ルート

・「九度山駅」⇒九度山町役場⇒真田庵前⇒「道の駅・柿の郷くどやま(おみやげ館)」
・「安田島公園」⇒真田庵前⇒「道の駅・柿の郷くどやま(おみやげ館)」

運行時間

  • 10時から17時まで
運行間隔

  • 40分から60分間隔
運行期間

・平成28年1月24日(日)から平成29年1月7日(土)の土・日・祝・繁忙期

バス運賃

  • 全区間  大人 100円  小児 50円

 和歌山県 高野山「九度山のイチゴ狩り」

和歌山県 高野山・「九度山のイチゴ狩り」

実は、あまり知られていませんが、ここ「和歌山県 高野山・九度山町」は、数ある日本の「イチゴ」の産地の中でも、かなり有名な産地なのです。

そして、九度山町のいちご農園では、お決まりの「いちご狩り」です。

いちご狩りと言えば、やはり「イチゴの食べ放題」です!

九度山町のイチゴの種類

「紅ほっぺ」

「紅ほっぺ」

九度山を代表する品種のイチゴです。
濃厚なイチゴの味と、ちょうど良い酸味がミックスされています。
口に入れる前から芳醇なイチゴの香りが食欲をソソります。
まさに、名前のとおり食べると美味しさのあまり「ほっぺが紅色になって、落っこちる」と言ったことになります。

「まりひめ」

「まりひめ」

大粒な種子が入った「巨大なイチゴ」です。
甘さは「紅ほっぺ」に若干劣りますが、とてもおいしです。
噛むとパリパリと音が聞こえてきます。

「さちのか」

「さちのか」、

際立つように湧き立つ、鮮やかな赤色をしたイチゴです。

「おいCベリー」

「おいCベリー」

このイチゴも九度山を代表するイチゴです。
品種改良を重ねて、「ビタミンC」をより多く含んだイチゴです。
ビタミンCと聞けば「酸っぱい」という印象があり、唾が舌の上に溢れかえってきます。
しかし、九度山の「おいCベリー」は「ビタミンC」を多く含んでとっても甘いんです。
まさに現代人に向いた実に健康的なイチゴです。
ちなみに、九度山のイチゴ農園での「イチゴ狩り」や「イチゴの食べ放題」は完全予約制となっています。

※「イチゴ狩り」・「イチゴの食べ放題」に関しての予約やお問い合わせは下記↓まで。

九度山のイチゴ農園のお問い合わせ先(予約・住所・電話番号・営業時間)

住所

  • 〒648-0101和歌山県伊都郡九度山町九度山1136
    九度山町商工会 九度山いちご検討会
電話番号

  • 0736-54-4268
FAX番号

  • 0736-54-4278
営業期間

  • 1月10日~5月上旬まで
営業時間

  • 10時00分~17時00分(16時00分最終受付)

イチゴ狩りの料金(平均)

  • 大人(小学生以上):1,500円
  • 子ども:1,000円
    3歳以下無料
駐車場

  • 収容台数:乗用車:20台
  • 駐車料金:無料
食べ放題・イチゴ狩りの時間制限に関して

  • 時間制限は約1時間です。

南海・九度山駅から「イチゴ農園」までアクセス(行き方)「徒歩」

九度山のイチゴ農園のお問い合わせ先(予約・住所・電話番号・営業時間)

徒歩

  • 距離:約3.5Km
  • 所要時間:約40分

南海・九度山駅から「イチゴ農園」までアクセス(行き方)「バス」

バスの運行本数が少ないので注意が必要です。

かつらぎ町コミュニティバス

JR和歌山線妙寺駅前
(河南コース・西渋田西行きへ乗車)

三谷橋南詰下車

いちご農園

  • 徒歩:約15分




 和歌山県 高野山・「九度山 おみやげ館」

和歌山県 高野山・「九度山 おみやげ館」

※現在は閉店しています

NHK大河、ドラマ「真田丸」の放送が始まり、この波に便乗するかのように九度山町でも「おみやげ館」を設立されています。

しかし、残念ながらこのお土産館は期間限定の運営となっておりますが、逆にレア度はかなり高いものとなります。

一生に1度しかオープンしない限定のお店です!

高野山へ訪れた際は、ぜひ、立ち寄ってみてください。

九度山・お土産館引用先:http://www.nankaikoya.jp/

おみやげ館の概要

正式名称

  • おみやげ館
場所(住所)

  • 和歌山県伊都郡九度山町入郷5番5
    道の駅柿の郷くどやま敷地内
運営期間

・平成28年1月24日(日)から平成29年2月28日(火)

営業時間

  • 9時から17時まで(期間中無休)
販売している商品

・九度山町及び周辺地域で生産・製造された農林水産物・加工品
・和歌山県内及び近隣府県で生産された商工品
・その他、特産品・お土産物、協議会が公認したもの

発願者

  • 大河ドラマ真田丸・くどやま推進協議会
運営者

  • 一般財団法人・九度山町柿の里振興公社

南海九度山駅から「九度山・おみやげ館」へのアクセス(行き方)

九度山・おみやげ館「お問い合わせ先」01九度山おみやげ館への行き方は、「道の駅柿の郷くどやま」を目指します。

徒歩で約15分、距離にして約1Kmです。

九度山・おみやげ館「お問い合わせ先」

大河ドラマ真田丸・九度山推進協議会(産業振興課真田丸推進室内)

  • 電話番号:0736-54-2019
  • FAX番号:0736-54-2022

あなたを含めた皆さん1人1人が望めば、ひょっとすると・・運営期間に制限がなくなり「無期延長」となるかもしれんね。ウフ

和歌山県・九度山の観光・見どころ【番外編その1】「南海・真田赤備え列車」

【番外編その1】南海・真田赤備え列車2015年11月1日から、すでにNHK大河ドラマ真田丸を祈念して、南海電鉄では、「真田赤備えのデザインの電車」が運行しています。

1番先頭の車両には、「六文銭」のデザインが施されています。

運行期間は、平成27年11月1日より約1年間です。

運行経路(ルート)は、「南海高野線・難波駅」から「極楽橋駅」の区間となります。

一生に1度の機会かもしれませんね。お見逃しなく!

ちなみに、この真田赤備えのデザインの電車、車外だけではないんです!

列車内のシートにも、大注目です!!

南海・真田赤備え列車 シート赤色

コチラは電車の社内の「普通座席のシート」です。

真田家の家紋である「六文銭のデザインのシート」です。

シートを作るのはお金がかかりそうですね。

並々ならぬ意気込みには、本当に頭が下がる思いです。

南海・真田赤備え列車 優先座席のシート

コチラは、シルバー席(優先座席)です。

色鮮やかなグリーンですが・・なんと!

よく見るとこの優先座席のシートには・・「ハート型の六文銭」が!!ムフ

和歌山県・九度山の観光見どころ【番外編その2】「真田まつり・武者行列」

九度山・真田まつり武者行列真田まつりの1番の見どころ(見所)は何といっても「武者行列」です。

この武者行列では、まず、真田幸村隊が先導して武者行列に華を添えます。

その後ろに昌幸隊、幸隆隊が追従します。

真田軍と徳川軍の決戦演劇

家康と幸村の決戦・大阪の陣を表現した演劇です。

圧倒的な大軍を擁する家康が、わずか数千の軍勢を擁するだけの幸村に追い詰められ、死を覚悟したともいいます。

そしてその時、家康は関ヶ原で幸村を生かしたことを深く後悔したと言います。

後に、この大戦での幸村の戦ぶりが天下に評され「真田、日の本一の兵(つわもの)なり!!」と大きく讃えられることとなりました。

信州・真田式鉄砲隊演武

信玄から許された「稲富支流・真田流」の鉄砲技術を擁した鉄砲隊、「赤備えの甲冑・具足の装備」「六文銭の旗印」などが披露されます。

真田家は、武田信玄から攪乱部隊として重く用いられた一派でもあります。

真田家は忍者を用いた「スパイ(諜報)活動」や、戦場においても敵の攪乱を狙って忍者部隊での奇襲や、道具を使用して戦場に罠を仕掛けることが得意でした。

他にも、敵の心を改心させる「策を用いた調略活動」など、主に信玄の影の存在として武田家の興隆に大きく貢献しています。

真田家は、名門と云われた信州・海野家の伝承を受け継ぎ、戦術・戦略が得意な家風です。

その家風は、やがて幸村へと受け継がれて行き、現代に至る後世に「真田、日の本一の兵」の名を残すことになります。

上田獅子

上田獅子

上田獅子の起源

真田安房守昌幸が、不落の城塞都市と謳われた信州の名城・「上田城」を築城した祈念として、「城の未来」と「真田の未来」の行く末を願って「地固めの獅子舞」を奉納したのが「上田獅子」の起源とされております。

上田獅子とは?

上田獅子とは、3人で獅子の面をかぶり獅子舞を演じます。

上田獅子は実は2つの獅子舞を合わせて「上田獅子」と呼んだ?

実は、上田獅子には2種類の獅子舞があるといいます。

その2種類とは「常田獅子」と「房山獅子」です。

これら2つの獅子舞を総称して「上田獅子」と呼称するようです。

常田獅子とは?

常田獅子とは「春から夏にかけて行われる田植え」を表現した獅子舞と云われています。

五穀豊穣を願って獅子舞を奉仕しました。

願う気持ちが大きいためか、この獅子舞は荒々しい動きをする獅子舞です。

房山獅子とは?

一方、房山獅子は、「秋の稲の刈り入れ」を表現した獅子舞だと云われています。

秋の豊作や実りを感謝して、奉仕される獅子舞です。

目標となる秋の収穫を終え、気持ちが越冬の時期へ向かうためか、この獅子舞はゆるやかな動きの獅子舞です。

つまり、これら2つ「荒々しい動きの獅子舞」=「動」「ゆるやかな動きの獅子舞」=「静」が伴って、はじめて「上田獅子」ということになります。

遠く、信州の上田獅子が、この高野山・九度山の真田の里でも舞われて伝承されてきたということになります。

ちなみに、信州の上田の庄では、1年毎に「常田獅子⇒房山獅子」と、入れ代わりで舞われているようです。




和歌山県 高野山・九度山へのアクセス(行き方)

和歌山県・九度山駅

大阪(難波)から九度山へのアクセス(行き方)「電車」

大阪市営地下鉄・南海電車利用

なんば(大阪市営)
↓徒歩
↓JR難波(南海)駅
↓南海・高野線(急行) [橋本行き]
↓南海・橋本駅
↓南海高野線(各駅停車) [極楽橋行き]
南海・九度山駅

JR・南海電車利用

JR難波駅
↓JR関西本線(快速) [奈良行き]
↓JR新今宮駅
↓南海高野線(急行) [橋本行き]
↓南海・橋本駅
↓南海高野線(各駅停車) [極楽橋行き]
南海・九度山駅

大阪(難波)から九度山へのアクセス・行き方「乗用車」

大阪市内から阪神高速利用

大阪
(阪神高速1号環状線へ)

↓阪神高速14号松原線
↓松原JCT(近畿道・吹田・阪和道・和歌山 方面へ)
↓阪和自動車道
↓美原JCT(南阪奈道・羽曳野・橿原 方面へ)
↓たじはや料金所で降車
↓南阪奈道路
↓有料道路葛城IC
(国道165号線方面へ)
↓南阪奈道路
↓県道30号線・京奈和自動車道
↓国道24号線
↓国道370号線

九度山町

  • 所要時間:1時間15分
  • 料金:790円
  • 乗換回数:2回

名古屋から九度山へのアクセス(行き方)「電車」

JR新幹線のぞみ・南海電車利用

JR名古屋駅
(JR新幹線のぞみ115号・広島行きへ乗車)
↓JR新大阪駅
(JR京都線・西明石行きへのりかえ)
↓JR大阪駅
(JR関空快速・関西空港行 )
↓新今宮駅
(南海特急りんかん3号・橋本行きへ乗車)
↓南海・橋本駅
(南海高野線・極楽橋行きへ乗車)

南海・九度山駅

新幹線・大阪市営地下鉄・南海電車利用

JR名古屋駅
(JR新幹線のぞみ115号・広島行きへ乗車)

↓JR新大阪駅
(大阪市営御堂筋線・天王寺行きへ乗り換え)
↓地下鉄なんば駅
(南海線へ乗り換え)
↓南海・難波駅
(南海特急りんかん3号・橋本行きへ乗り換え)
↓南海・橋本駅
(南海高野線・極楽橋行きへ乗り換え)

南海・九度山駅

合計所要時間

  • 2時間24分(乗車1時間59分)
合計料金

・IC優先:7,410円(乗車券4,420円 特別料金2,990円)

名古屋から九度山へのアクセス(行き方)「乗用車」

名古屋市内から高速道路使用

名古屋

↓出来町通/県道215号線
↓伏見通/国道22号線
↓名古屋高速2号東山線
↓白川料金所
↓名古屋高速5号万場線
↓名古屋西JCT を 東名阪道・四日市・亀山 方面
↓東名阪自動車道
↓高速亀山IC を 名阪国道・亀山出口・大津・大阪 方面
↓亀山料金所
↓↓名阪国道/国道25号線
↓西名阪自動車道
↓郡山下ツ道JCT を 京奈和道・橿原 方面
↓京奈和自動車道(無料区間)
↓橿原バイパス/国道24号線
↓国道309号線
↓下街道/国道24号線
↓京奈和自動車道/国道24号線
↓橋本バイパス/国道371号線
↓国道370号線

和歌山県伊都郡九度山町

  • 距離:約200Km
  • 所要時間:約3時間10分
  • 高速道路料金
    6,690円
  • ETC利用
    5,770円

和歌山市から九度山へのアクセス(行き方)「電車」

南海電車利用

南海・和歌山市駅
(南海特急サザン42号・難波行きへ乗車)

南海・天下茶屋駅
(南海高野線急行・橋本行きへのりかえ)

南海橋本駅
(南海高野線極楽橋行きへのりかえ)

南海・九度山駅

  • 合計所要時間:2時間10分
  • 合計電車料金:1210円
JR・南海電車利用

JR和歌山市駅
(JR紀勢本線・和歌山行きへ乗車)

JR和歌山駅
(JR和歌山線・五条行きへ乗車)

JR橋本駅(南海線へのりかえ)

南海・九度山駅

  • 合計所要時間:2時間(乗車1時間31分)
  • 合計電車料金:1100円

和歌山市から九度山へのアクセス(行き方)「乗用車」

和歌山市内
けやき大通り/県道17号線 と 県道145号線

和歌山バイパス/国道24号線

根来

京奈和自動車道/国道24号線

和歌山県伊都郡九度山町

  • 合計所要時間:約1時間10分
  • 合計距離:約46Km

和歌山市から九度山へのアクセス(行き方)「タクシー」

  • タクシー料金:約18500円

終わりに・・

和歌山県 高野山・九度山のボランティア「語り部」について

高野山町石道語り部の会の「お問い合わせ・お申し込み」高野山の「道の駅・柿の郷くどやま」には、九度山町の観光案内ボランティア活動をしている団体があります。

そのボランティアの団体を「高野山町石道語り部の会」といいます。

なお、このボランティアの観光案内されるガイドさんのことを「語り部」といいます。

「語り部の会」のボランティア観光案内時間

  • 午前8時~午後5時まで
観光案内ボランティアの料金

語り部の会には、明確な観光案内の料金は設定されていません。

かといって無料なのか?・・と、言えば無料ではありません。

では、どういったことなのか?と言えば、「料金」ではなく「謝礼」といった形になります。

以下↓では、「語り部1人あたり」の謝礼金の目安をご紹介しておきます。

語り部1人あたりの謝礼金の目安

  • 例:拘束時間2時間の場合:5000円
「語り部の会」の観光案内の範囲(場所)

語り部の会では、観光案内できる範囲が限られています。

主に以下↓の通りです。

2時間・九度山観光案内ガイドのコース

「慈尊院」の付近・周辺

「丹生都比売神社」の付近・周辺
  • 観光案内料金(謝礼)の目安:5000円
4時間・九度山観光案内ガイドのコース

「慈尊院」から「丹生都比売神社」

「丹生比売神社」から「矢立」

「矢立」から「大門」

このコースでは、高野山の山頂付近までのロング観光案内プランとなります。

  • 観光案内料金(謝礼)の目安:10000円

観光案内ボランティア語り部の会の「昼食と交通費」

語り部の方の昼食

観光案内時間が4時間などの長時間に及んだ場合、お昼を挟む場合があります。

この場合は、語り部の方だけポツんと寂しく1人にして、あなたたちだけで昼食をいただくのは心が痛みます。

したがって、この場合、語り部の方にも昼食を用意する必要が出てきます。

つまり、語り部の方の昼食に関してはボランティア料金には含まれていないことになります。

語り部の方の交通費

語り部の方の交通費に関しては、語り部の方自身がお支払いいただけます。

ただし、あなたたちの交通費はボランティア料金に含まれていないのでボランティア料金以外にも、別途、用意する必要ができてきます。

高野山の観光案内ボランティアを利用される際のその他の注意点

高野山の観光案内ボランティアを利用される場合に、1番注意しておかなければならないことは、「山道の連続」だという認識です。

高野山の山道は、現代に至っては整備されてきています。

しかし、道悪な場所がまだまだ多く、年若い育ち盛りの健脚をお持ちの方でも、足が囚われてしまい、スべって転ぶこともあります。

つまり、「足下に自信のない方」や「不安のある方」は、観光案内を申し込む前に「語り部の会」へお問い合わせされるのが賢明です。

語り部の会の観光案内ボランティア申し込み方法

所定の申込書に必要事項を記入

観光案内の利用当日の2週間前までにFAXにてお申し込み

「担当・語り部」の選定

「担当・語り部」の決定

契約書(受理書)の発行・申し込み代表者宅へ郵送

なお、語り部さん1人で観光案内できる人数は15名までです。

高野山町石道語り部の会の「お問い合わせ・お申し込み」

住所

・〒648-0101和歌山県伊都郡九度山町九度山1190
九度山町役場産業振興課内「高野山町石道語り部の会」

電話番号

  • 0736-54-2019
FAX番号

  • 0736-54-2022
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