高野山・壇上伽藍「中門に使用されたヒノキの切り株」

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金剛峯寺の斜め向かいには壇上伽藍(だんじょうがらん)があり、その壇上伽藍内の西塔の周辺には小銭(コイン)が貼り付けられたような摩訶不思議な切り株があります。

これらのコインはこの切り株に「摩訶不思議なご利益がある」ということで参拝者が奉納した賽銭になります。

一説では、高野山のパワースポットの1つと囁かれているようですが、いったいこの切り株にはどのようなご利益があり、どんな謎が隠されているのでしょうか?

切り株の正体

現在の壇上伽藍は南側の中門からも入ってこれますが、かつて中門が無かった頃は蛇腹道(じゃばらみち)が壇上伽藍への入り口でした。

現在の中門は高野山開創1200年記念の際に造営されましたが、その際、用材となるヒノキがこの高野山内の樹林から伐採されて使用されています。

ここまで話すともうお分かりかと思われますが、この切り株はヒノキの切り株であり、つまりはこの切り株の上にそびえるようにして立っていたヒノキが中門の用材として使用されたと言うことになります。

そして、このヒノキの年齢(樹齢)ですが、なんと!樹齢374年ものヒノキの巨木だったそうです。

伐採される前はさぞかし、たくましいヒノキの巨木だったことでしょう。

そして、この切り株からは根っこを通して、壇上伽藍の地中に蓄積された膨大なパワーが放出されていると云われています。

壇上伽藍へ訪れた際は、是非!忘れずにこのヒノキの切り株へも立ち寄って参拝してみてください。




ヒノキの切り株の参拝方法

ヒノキの切り株には上述したようにコイン(小銭)が多数、切り株の上に置かれる形で納められていますが、必ず切り株の上にコインを置かなければならないと言うことはなく、手前に賽銭箱が設置されていますので、いずれかに奉納することになります。

ただ、切り株に貯まった賽銭を僧侶の方が回収されているようですので、できれば賽銭箱に奉納する方が良いと思われます。

高野山・壇上伽藍「ヒノキの切り株」の場所(地図)

ヒノキの切り株は壇上伽藍内の西塔の後方にあります。近くに案内板が立てられていますのでスグに分かります。

ヒノキの切り株への行き方

下掲写真のようなヒノキの切り株への行き方が掲載された看板が、付近に出ていますので、すぐに分かると思いまする。

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