高野山・奥の院「ろうそく祭り」(金剛峯寺・萬燈供養会)

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高野山では例年8月13日、世間では「お盆」と呼ばれる頃を迎えると「萬燈供養会」、通称「高野山・ろうそく祭り」と呼称されるお祭りが開催されます。

「萬燈供養会」は「まんどうくようえ」と読み、金剛峯寺の中でも一際、規模が大きい一大恒例行事となっています。

しかし実際に高野山ろうそく祭りが開催される場所は金剛峯寺の境内ではなく、高野山・奥の院になります。

通常、高野山内は午後17時頃を過ぎると人出が少なくなりますが、ろうそく祭りの期間中は参拝者やお祭りに参加の方々で夜遅くまで静かな賑わいを見せます。

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高野山・奥の院「ろうそく祭り」の概要

高野山・ろうそく祭りは「奥の院の燈籠堂(とうろうどう)」で営まれます。

奥の院の手前「一の橋」から奥の院まで続く参道約2キロメートルの両端に約10万本のロウソクが整然と立ち並びます。

お盆と言えば御霊があの世から還ってくる期間でもありますので、ロウソクを参道の左右に並べて参道を明るくして祖先や奥の院の眠るとされる御霊を迎えます。

この10万本と言う途方もない数のロウソクが整然と参道に立ち並ぶと、開いた口が塞がらない、まさに「唖然」として立ちすくんでしまうほどの美しさがあります。

そんなロウソクの美しさと神聖な高野山内と言うロケーションが混ざり合い、まさに日本一の幻想的な空間が生まれます。

8月13日は参詣者の他にも、この幻想的なロウソクを一目見ようと日本全国からたくさんの観光客も訪れます。

そんなこともあってか現在では高野山を代表する夏の恒例行事になっています。

夏に高野山に訪れるご予定の方は是非!8月13日に予定を併せて訪れてみてください。




高野山ろうそく祭りの「見どころ」

高野山ろうそく祭りの日は日本全国からたくさんの参拝客・観光客が訪れます。

特にお盆期間中の高野山は避暑地としても有名になっていますので、さらにも増して観光客でゴった返します。

「人が集う場所には夜店が集う!」などと言われますが・・アレ?言われる?

あ、いやまぁ、たぶん言われると言うことで!

・・こホんっ!

で、その夜店=屋台がたくさん出店します。

屋台が出店する場所は奥の院手前の中の橋駐車場になります。

屋台の種類は定番の「たこやき」「カステラ」「天津甘栗」「かき氷」などです

夕方18時頃にはすでに多数の屋台がオープンしていますので、すでに大勢の人が集まっていますが、是非!屋台へも足を運んでみてください。

高野山ろうそく祭りの「拝観料金(参加料)開催日・開催場所・開催時間」

拝観料金(参加料):無料
開催日時:平成25年8月13日(火曜日)
開催場所:奥之院
開催時間:午後7時から午後8時30分まで

「高野山ろうそく祭り」の荒天時(雨天・台風)の決行・中止について

高野山ろうそく祭りは「小雨」程度であれば決行します。
台風などの風が強い時や大雨など時は中止になります。(要問い合わせ)

ロウソクの用意について

高野山ろうそく祭りでは、午後19時から奥の院・一の橋に設けられた臨時に設営された受付テントにてロウソクを・・なんと!無料で配布されています。

高野山ろうそく祭りの混雑状況

高野山ろうそく祭りの日は、高野山内で渋滞や混雑が発生します。

特に夕方18時前には、参詣者や観光客が奥の院の方角へ向けて歩いていくのが見えます。
また、上述の通り、奥の院・中の橋駐車場は1階部分はすべて屋台が出店しており、立体の2階部分にしか車を駐車できません。

したがって混雑を回避するためにも車は高野山の麓の南海沿線などの駅に駐車して、そこから南海電車でアクセスする方が賢明です。(車では来れないと言う認識でいた方が良いです)

その他、高野山ろうそく祭りでの注意点

宿坊にお泊りの方で「浴衣」「丹前」「寝間着」でのご参拝は控えるようにしてください。
高野山ろうそく祭りに参加される方で、宿泊を希望される方は「高野山宿坊組合・観光協会」にお問い合わせてください。

高野山ろうそく祭りINFO(高野町役場)

住所:伊都郡高野町大字高野山636番地
公式サイト:https://www.town.koya.wakayama.jp/

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